消費者金融業者が避けたいことは?
消費者金融を利用してお金を借りる場合、審査が行われますが、この審査では主に申し込んできた人の返済能力を判断します。ただし、返済能力と一言でいってもその判断基準となるものには様々なものがあります。
たとえば、年収の金額や職業などもその判断基準のひとつといえますが、それとともに
消費者金融業者が避けたいことといえるのが連絡がつかなくなることです。
審査では融資を行ったお金を返済してもらうことを想定したうえで手続きが進められますが、返済されなかった場合に
連絡がつきやすいかどうかも重要な審査基準といえます。
連絡がつかない可能性がある人に対しては消費者金融の審査でも評価が低くなることがあります。
連絡のつきやすさの判断基準
消費者金融の審査における連絡のつきやすさを考える場合の判断基準のひとつが居住形態です。
アパートなどの賃貸住宅で暮らしている人の場合は・・・
住所が特定できるものの、別の場所に移動されてしまう可能性も高くなります。逆に一戸建ての持ち家の場合は、すぐに転居をすることも難しいことから連絡のつきやすさという意味ではこちらの方が評価が高くなります。また、
家族と同居しているかどうかという点も重要な判断基準です。
消費者金融は基本的には家族に内緒で利用することができるものですが、返済が滞った場合には家族に連絡が入ることがあります。この時に家族と同居していれば連絡もつきやすくなりますので、消費者金融の審査でも評価が高くなります。
連絡のつきやすさと返済能力の関係
お金を借りるにあたって、連絡がつきやすいということは返済能力に直結するものではありません。
いくら家族と同居していても、消費者金融から借入を受けたお金を家族がかわって返すというわけではありませんし、そもそも毎月安定した収入がなければお金を借りることもできないからです。そのため、
- 家族と同居しているかどうか
- 賃貸住宅かどうか
ということについては消費者金融の審査でもその結果を左右するほどの情報ではありません。ただし、消費者金融業者は常に返済できなくなった場合のことも想定して審査を行うこともまた事実です。
そのため、返済が遅れた場合の対処として本人との連絡がつきやすい状態であるかどうかということについても消費者金融にとっては重要な情報であることは変わりがありません。
消費者金融の審査では、こうした点についても確認が行われることも覚えておくと良いでしょう。